アベノ中国語道場

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【慣用句篇】 乱弹琴

乱弹琴luàn tánqín

 

〔意味〕でたらめなことをする、でたらめを言う

 

“乱弹琴”の“乱”は副詞で、「みだりに」、「でたらめに」という意味を表します。

同じ意味の単語には、動詞の“胡闹”(でたらめをやる、ふざける)や“胡扯”(でたらめを言う)などが有ります。

 

<使用例>

 

A:昨天的活儿干得真不怎么样。

(昨日の仕事はひどかったな)

B:是啊!大家干得一团糟。

(そうだ!みんな収拾がつかなくなった)

A:这都怪来监督我们的那家伙,他不懂什么叫施工,还瞎指挥,真是乱弹琴。

(これもみんな監督に来たあいつのせいだ。工事のことは何も知らないのに適当に指示して、本当にでたらめだ)

【成語・ことわざ篇】 理所当然

理所当然lǐ suǒ dāng rán (成語)

 

〔意味〕理の当然である、当たり前である

 

“当然”という単語には、下記の2つの用法が有ります。

 

①(形)当然だ、当たり前だ

 

你们提出抗议是当然的。

(君たちが抗議するのは当然だ)

 

②(副)もちろん、言うまでもなく

 

当然,你也可以参加比赛。

(もちろん、君も試合に参加して構わない)

 

《例文》

 

他的荒谬提案在会上被否决了,这是理所当然的事情。

(彼のでたらめな提案は会議で否決された、これは当然のことだ)

 

※類義語:天经地义tiān jīng dì yì

【ビジネス篇】 注册

注册zhùcè

 

〔意味〕 (動)登記する、登録する

 

“注册”は、ビジネスにおいては「(会社を)登記する」意味で用いられることが多いです。また、“商标”(商標)を登録する場合にも用いられます。

一般的に「登録する」という場合は、“登记”が用いられます。例えば、“入学登记”(入学手続)や“住宿登记”(ホテルのチェックイン)などです。

また、これとは別に、コンピューター用語で、「ログインする」という意味も有ります。

 

<使用例>

 

公司注册资本为5000万人民币。

(この会社の資本金は5000万人民元である)

我国已有超过10万人取得注册税务司资格。

(我が国では、公認税理士資格の取得者が10万人を超えた)

 

【関連語句】

 

注册资本zhùcè zīběn (登記資本金)

注册商标zhùcè shāngbiāo (登録商標

注册注册会计师zhùcè kuàijìshī (公認会計士

注册税务师zhùcè shuìwùshī (公認税理士)

注册银行zhùcè yínháng (登録銀行)

【類義語篇】 近代 — 现代— 当代

近代jìndài(名)近代、(現代)

现代xiàndài (名)現代

当代dāngdài(名)現代、(当代)

 

いずれも中国の歴史学における時代区分を表す呼称です。厳密にいえば、下記のように定義されています。

 

“近代”:アヘン戦争(1840年)から五四運動(1919年)まで

“现代”:五四運動から新中国建国(1949年)まで

“当代”:新中国建国から現在まで

 

この時代区分は、中国の歴史学において基本的な歴史観とされる「唯物史観」に基づいています。したがって、近代と現代の境目は、中国の革命史における重要な事件である「五四運動」とされています。

“现代”と“当代”について言えば、日本語には「現代」という呼称しかないので、日本語に訳す場合は両方「現代」となります。しかし、中国では、“现代”と“当代”はそれぞれ当てはまる時期を踏まえて使い分けられます。例えば、“当代中国金融史”と言う場合は、記述の対象は1949年以降となります。

また、近代以前の時代区分については、唯物史観に基づいてアヘン戦争以前はすべて“古代gǔdài”(古代)となります。

では、それぞれ例文を見ていきましょう。

 

近代

 

近代以来,中国人民饱受屈辱和欺凌,深知和平的可贵。

(近代以来、中国人民は屈辱と迫害を受けてきたので、平和の尊さを身に染みて知っている)

 

现代

 

改革开放以来,我国进入了社会主义现代化建设的新时期。

(改革開放以来、我が国は社会主義近代化建設の新しい段階に入った)

 

当代

 

我认为杨振宁先生是当代最伟大的科学家。

(私は楊振寧氏は現代で最も偉大な科学者だと思う。)

 

               『学習のポイント』

 

“现代”は、形容詞的に用いられる場合があり、「現代的である」、「モダンである」という意味になります。形容詞的用法なので、副詞“很”や“非常”などの修飾を受けます。

 

他家装修得非常现代。

(彼の家はインテリアがとてもモダンだ)

【ビジネス篇】 工资

工资gōngzī

 

〔意味〕 (名)給料、賃金

 

“工资”は、「給料」という意味を表す最も一般的な言い方です。通常は、会社勤めなど定期的な仕事に従事する人が毎月貰う給料を指しますが、日雇い仕事の日当など、もっと広い意味で用いられることもあります。

「給料、賃金」を表す言い方は他にも有ります。例えば、

 

薪水xīnshuǐ

薪金xīnjīn

薪资xīnzī

工薪gōngxīn

工钱gōngqian

 

上記の単語に使われている“薪”の一字だけでも「給料」の意味を表します。

また、最後の“工钱”は最も口語的な言い方で、「手間賃」という意味も有ります。

更に、給料の一部となる「手当」を表す言い方には、

 

补贴bǔtiē

津贴jīntiē

 

などがあります。

工资といっしょに用いる動詞の組み合わせは、

 

发工资fā gōngzī (給料が出る)

领工资Lǐng gōngzī (給料をもらう)

挣工资zhèng gōngzī (給料を稼ぐ)

涨工资zhǎng gōngzī (給料が上がる)

 

などがあります。

 

 

<使用例>

 

我们公司每月25号发工资。

(わが社は毎月23日に給料を支給します)

大家每个月都会将工作的一部分储蓄起来。

(みんな毎月給料の一部を積み立てています)

【慣用句篇】 出难题

出难题chū nántí

 

〔意味〕できない相談を持ちかける、難題を吹っ掛ける

 

“难题”とは、「難しい問題、難題」という意味を表し、日本語の意味に近くなります。しかし、“出难题”という慣用句は、「わざと出来ないこと(難題)を持ちかけて他人を困らせる」という意味合いで用いられることが多いようです。下記の例文もこの意味で用いられています。特に「困らせる」という意味合いが強調されます。

“难题”に組み合わせる動詞は、“出”が用いられます。

 

<使用例>

 

A:经理,过两天公司到外地考察,听说压迫派我去,是吗?

(マネージャー、来週の地方への視察は、私に行かせるそうですね)

B:是啊,这是领导们开会决定的。

(そうだ。これは上の話し合いで決まったんだ)

A:我现在部门里的任务很重要,明知我抽不开身还派我去,这不是成心给我出难题嘛。

(いま部署の仕事が需要で、私の体が空かないことはご存じでしょう、これはわざと私を困らせてるんじゃないですか?)

【成語・ことわざ篇】 粗茶淡饭

粗茶淡饭cū chá dàn fàn(ことわざ)

 

〔意味〕粗末な食事

 

“淡饭”は直訳すると「薄味の食事」という意味で、“粗茶”と併せて「粗末な食事」という意味を表します。また、そこから転じて「質素な生活」という意味も有ります。その場合は、下記のように表現します。

 

他们家一直过着粗茶淡饭的生活。

(彼らはずっと質素な生活を送っている)

 

この意味では、“粗衣淡饭cū yī dàn fàn”という言い方も有ります。

 

《例文》

 

尽管是粗茶淡饭,吃着倒也香甜。

(粗末な食事にもかかわらず、意外とおいしく食べられる)

【ビジネス篇】 企业集团

企业集团qǐyè jítuán

 

〔意味〕 (名)企業グループ

 

“企业集团”とは、企業の集合体である「企業グループ」を指します。中国では、経済の改革開放政策の一環として、国営企業の株式制導入が進みました。その結果、株式の売買による企業合併が普及し、企業グループが急速に増加しました。改革開放後に誕生した民営企業も同様で、現在では無数の“企业集团”が存在しています。

社会主義を堅持する中国においても市場経済の主力はあくまで企業体です。そこで、政府は“企业集团”、特に国営企業のグループ化を推し進めています。

売上規模から見た中国の企業グループを下記に挙げてみましょう。データは2019年のもので、()内は売上高です。

 

1.中国石油化工集团公司 (10兆6,638億円)

(Sinopec Group)

2.中国石油天然气集团公司 (9兆4,640億円)

(China National Petroleum Corp.)

3.国家电网公司 (9兆4,400億円)

(State Grid Corp. of China)

4.中国移动通信集团公司 (3兆1,728億円)

(China Mobile)

5.中国电信集团公司 (2兆9,168億円)

(China Telecom)

 

第1位は石油化学、第2位は石油ガス、第3位は電力、第4,5位は通信です。いずれも国家インフラを担う国営の企業グループです。

 

<使用例>

 

迪康集团是一家发展迅速的大型民营企业集团。

(迪康グループは急速な発展を遂げた大型の民間企業グループだ)

得出建立强大的钢铁企业集团是我国冈特行业的发展趋势。

(強大な鉄鋼企業グループの創出が、我が国の鉄鋼業界発展の方向性である)

【類義語篇】 念书 — 看书— 读书

念书niànshū(動)(声を出して)本を読む

看书kànshū(動)(声を出さずに)本を読む

读书dúshū(動)本を読む、読書する

 

いずれも「本を読む」という意味ですが、意味的には若干の違いがあります。

“念书”は「声を出して読む(音読・朗読)」、“看书”は「声を出さずに読む(黙読)」という違いがあります。ち、通常本を読む場合には黙読しますので“看书”を用い、学校の授業で朗読する場合などは“念书”を用います。

“读书”は声を出すか否かは問いませんが、上記の二つに比べるとやや固い表現になります(書き言葉に近い語感)。

では、それぞれ例文を見ていきましょう。

 

念书

今天在语文课的时候,老师让我们念了两棵书。

(今日の国語の授業で、私は先生に当てられて教科書を2課朗読した)

 

看书

每天下午我去图书馆看书。

(毎日午後私は図書館で本を読みます)

 

读书

从三岁起父母就开始叫他读书写字。

(両親は彼が3歳の時からもう読み書きを教え始めた)

 

              『学習のポイント』

 

“念书”と“读书”には、「本を読む」から転じて「(学校で)勉強する」という意味も有り、相互に置き換えができます。

しかし、“看书”にはこの用法はありません。

 

这孩子不爱读书,就爱玩儿。

(この子は勉強が嫌いで、遊んでばかりいる)

 

小刘在美国念过两年书。

(劉君はアメリカで2年間勉強したことがある)

【慣用句篇】 脚踩两只船

脚踩两只船jiǎo cǎi liǎngzhī chuán

 

〔意味〕二股をかける、両天秤にかける

 

“踩”は「踏む、踏みつける」という意味で、“脚踩两只船”で「二艘の船に足を掛ける」→「ふた股を掛ける」という意味になります。下記の例文からも分かるように、通常悪い意味で用いられます。すなわち、「何らかの魂胆や下心があって二股をかける」という意味合いです。

“脚踏两只船”とも言います。“踏tà”も“踩”と同じく「踏む、踏みつける」という意味です。

 

<使用例>

 

A:你知道李浩写了一本书了吧。

(李浩が本書いたの知ってるだろ)

B:我知道。

(知ってるよ)

A: 可他不知道让哪家出版社出版能多得一点儿稿酬,于是他就同时联系了两家,到现在他还没决定由哪家出版社出。

(彼はどの出版社から出版したら原稿料多く貰えるか分からないんで、二社同時に声を掛けたんだ。まだどこから出版するか決めてないそうだよ)

B:原来他是脚踩两只船哪。

(なんと、あいつふた股かけたのか)

【成語・ことわざ篇】 机不可失

机不可失jī bù kě shī(成語)

 

〔意味〕好機を逃してはならない

 

“机不可失”は、そのまま直訳すれば「機は失うべからず」となります。

しばしば、後に“时不再来shí bù zài lái”と続きます。

 

《例文》

 

下月柏林交响乐团来京演出,我觉得机不可失,要挤出时间区欣赏他们的演奏。

(来月ベルリン交響楽団の北京講演が有るんだ。絶好の機会なんで、僕は時間をひねり出して聞きに行くつもりだ)

【慣用句篇】 手脚不干净

手脚不干净shǒu jiǎo bù gānjìng

 

〔意味〕お金の取り扱いが不明朗である、手癖が悪い

 

“手脚”は元々「手足」という意味ですが、そこから派生して、「動作、行動」、「手数」、「体力」、「手段」、「体裁」など、いろいろな意味が有ります。この慣用句の中では、「小細工、不正行為」という意味で使われています。“手脚”単独では、

 

背后做手脚。

(背後で小細工をする)

从中弄手脚。

(間で小細工を弄する)

 

というような使い方をします。

「手癖が悪い」とは、「盗み癖」のことを指します。

 

<使用例>

 

A:我准备让王宁做公司的财务主管,你看怎么样?

(王寧を会社の経理責任者にしようと思うが、君はどう思う?)

B:听别人说,王宁在别的公司工作时因为手脚不干净儿被开除。他是否适合做财务主管,您可要慎重考虑呀!

(聞いたところでは、王寧は別な会社で手癖が悪いせいで首になったそうです。彼を経理責任者にするかどうかは、よくよく考えた方がいいですよ!)

【ビジネス篇】 发票

发票fāpiào

 

〔意味〕 (名)領収書

 

“发票”は、日本語の「領収書」の意味で用いられます。

“票”は「切符」、「券」や「札」状のものを指し、例えば、

 

车票chēpiào (列車の切符)

股票gǔpiào (株券)

支票zhīpiào (小切手)

 

などが有ります。

“发票”は課税対象となる正式な領収書で、お金を支払った相手に対し“发票”を発行することで課税されます。

したがって、お店で比較的高額な商品を買い物する時などは、“发票”をもらう場合と貰わない場合で値段が変わることがあります。“发票”が不要な場合は課税されないので、価格が安くなるのです。

その他、非課税の領収書も有り、こちらは“收据shōujù”と呼ばれます。日本語では、「レシート、受取証」というような意味になります。“收据”は、市販の用紙に手書きで記入されたもので、課税されません。

 

<使用例>

 

请给我开张发票。

(領収書をください)

如果没有发票,消费者要想维修和退货是非常困难。

(領収書が無ければ、消費者が修理や返品をするのはかなり難しい)

 

               『学習のポイント』

 

“发票”には、この他に「インボイス(送り状)」という意味も有ります。

インボイス」とは貿易書類の一つで、輸出貨物(商品)の内容を明記した出荷案内書のようなものです。内容は、品名、製品規格、価格、数量、取引条件、積出港、荷揚げ港などの情報が記載されています。

【成語・ことわざ篇】 危言耸听

危言耸听wēi yán sǒng tīng(成語)

 

〔意味〕故意に大げさな事を言って、他人を驚かせること

 

“危言”は「大げさな話」、“耸”は「驚かせる」という意味です。“危言耸听”で、「大げさな事を言って、驚かせる」という意味になります。

 

《例文》

 

这个人老说危言耸听的话,使得别人听了震惊。

(この人は、しょっちゅう大げさな事を言って、他人をびっくりさせる)

 

※類義語:骇人听闻hài rén tīng wén

【類義語篇】 认识 — 知道

认识rènshi(名)見知っている、知り合う、見分ける

知道zhīdào (名)知る、知っている

 

“认识”と“知道”はともに、人や事柄に関して「知っている」ことを表します。しかし、用法の点で若干の違いが有ります。

“认识”は、人に対しては、「見知っている」という意味を表します。端的に言えば「過去に会ったことがある」ということです。事柄に対しては「識別できる」という意味を表します。例えば下記の例文にあるように、“认识路”(路を知っている)、または“认识字”(字を知っている/読める)という風に用います(この2つの言い方は非常によく使われます)。

“知道”は、単に「知っている」という意味を表します。したがって、人に対して用いる場合は、ある人物を「知識や情報として知っている」という意味を表すだけで、「過去に会ったことがある」という意味は表しません。

では、それぞれ例文を見ていきましょう。

 

认识

 

正在在讲台上演讲的这个人我认识。

(今ステージで演説しているこの人は知っています/会ったことがあります)

我几个人都不认识路,怎么过去?

(僕らは路を知りません、どうやって行けばよいですか?)

 

知道

 

你们已经知道这个消息吗?

(このニュースはもうご存じですか?)

你知道这个人吗?这几年刚刚出名的演员。

(君この人知ってる?ここ数年で売り出し中の俳優だ)

 

『学習のポイント』

 

“知道”の否定形は、“没”ではなく、必ず“不”を使います。

 

小徐去国外的事情我还不知道。

(徐君が外国へ行ったことはまだ知らない)