アベノ中国語道場

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文法篇

【文法篇】 その他の謙語文

「謙語文」とは動詞述語文の一種ですが、簡単に言えば、動詞の後(述語成分)に「主語+動詞」が来るものを指します。 前回の【文法篇】では、謙語文の典型的な例として「使役」表現を取り上げましたが、今回は、その他の謙語文を取り上げたいと思います。 “…

【文法篇】 使役表わす表現(謙語文)

他人に何かを「させる」という「使役表現」は、“兼语句”「謙語文」で表わします。 「謙語文」とは動詞述語文の一つで、述語が二つの動詞句から構成されて、前の動詞(使役動詞)の目的語が後の動詞の主語を兼ねているという形です。「使役表現」は代表的な「…

【文法篇】 “把”を用いる構文

“把”は前置詞で、「~を」という意味を表します。この“把”を用いた構文は「処置文」と呼ばれ、ある事物に対する処置(動作)とその結果を表す場合に用いられます。 語順に関して言えば、中国語の基本構文は、 主語 + 動詞 + 目的語 ですが、“把”を用いる場合…

【文法篇】 比較を表す表現 その2 「応用編」

前回は、比較を表す基本の形を紹介しましたが、今回は、その応用編として、様々な比較表現を取り上げてみましょう。 ①「AはBと同じです」「AはBと同じ~です」 二者が同じかどうかを比較する表現です。 A〔主語〕 + 跟 / 和 + 一样(+ 形容詞) 小王跟…

【文法篇】 比較表現 その1「基本形」

今回の【文法篇】は、比較を表す表現を取り上げます。 中国語の比較表現は、一般的に介詞の“比”を使って表します。 【基本形1】肯定文:「AはBより~です」 A〔主語〕 + “比” + B〔名詞/代名詞〕 + 述語〔形容詞(句)〕 他比我小。 (彼はわたしより若…

【文法篇】 補語その5 - 「可能補語」

「可能補語」は、動詞の後に置く補語成分を使って、「可能不可能」を表す補語成分です。 通常中国語で可能不可能を表す場合は、能願動詞の“能、“会”または“可以”を使って表しますが、「可能補語」の場合、補語で表せます。 特に、「可能補語」は否定形で多用…

【文法篇】 補語その4 - 「方向補語」

「方向補語」は、移動や方向を表す動詞の後に置き、動作・行為の方向を表す補語です。「方向補語」には、「単純方向補語」と「複合方向補語」の2種類あります。 ①「単純方向補語」 “来” → 動作が、話し手や話題に上がっている事柄に向っている場合 “去” → 動…

【文法篇】 補語その3 - 「数量補語」

「数量補語」は、述語動詞の動作、行為が行われる回数や、持続する時間を表す補語です。 其の内、動作の回数を表すものを「動量補語」、持続する時間を表すものを「時量補語」という風に区別する場合もあります。 「動量補語」は「動量詞」、「時量補語」は…

【文法篇】 補語その2 - 「結果補語」

「結果補語」は、述語動詞の後に“完”、“错”、“好”などの補語を置き、動詞で表す動作が結果的にどうなったかを補足し説明します。結果補語の成分には動詞または形容詞が使われます。 【肯定文】 主語 + 動詞 + 補語〔動詞/形容詞〕 + 目的語 我看完这本书…

【文法篇】 補語その1 - 「様態補語」

補語は、数多い中国語の文法事項の中でもとりわけ重要で、中国人の会話においても頻繁に使用されます。 補語は述語動詞や形容詞の後に置かれ、その意味を補完します。ある動作(動詞)がどのような様態でなされたか、あたどのような状態にあるかについて説明…

【文法篇】 「経験」を表す表現

過去の「経験」について述べるときは、動詞の後にアスペクト助詞の“过”を置きます。 この場合、“过”の発音は軽声となり声調は付きません。 では、下記に基本的な構文を見ていきましょう。 〔肯定文〕「~したことがあります」 主語 + 動詞 + 过 + 目的語(名…

【文法篇】 「完了」を表す表現

「完了」とは、ある動作がすでに行われた(完了した)ことを表す表現で、動詞の後にアスペクト助詞の“了”を置きます。 では、下記に基本的な構文を見ていきましょう。 〔肯定文〕「~しました」 主語 + 動詞 + 了 + 数量詞/形容詞 + 目的語(名詞) 我买了一…

【文法篇】 「持続」を表す表現(持続相)

「持続相」とは、ある動作が続いている(持続している)ことを表す表現方法です。 動詞にアスペクト助詞“着”を付けて、ある動作の「進行」や「継続」を表します。持続相でも、目的語に限定語がついていない場合には、語尾に“呢”を取ることが多いです(限定語…

【文法篇】 「進行」を表す表現(進行相)

「進行相」とは、ある動作が現在行われている(進行中)であることを表す表現方法です。中国語では、副詞の“正”、“在”、“正在”を動詞の前に置きます。その場合、語尾に“呢”を取ることが多いです。 では、基本的な構文を見ていきましょう。 〔肯定文〕「~し…

【文法篇】介詞(その3)

よく使われる介詞の続きです。その用法を見ていきましょう。 “把bǎ” 「動作の対象」を表します:「~を」 我想把这本书翻译成中文。 (私はこの本を中国語に翻訳しようと思う) “跟gēn” 「動作に関わる対象」を表します:「~と(~する)」「~に(~する)…

【文法篇】 介詞 (その2)

よく使われる介詞とその用法を見ていきましょう。 “在zài” ①「場所」をあらわします:「~で」 我们在体育馆打排球。 (私たちは体育館でバレーボールをします) ②「時間」を表します:「~に」 我在大学的时候学了一年日语。 (私は大学時代に一年間日本語…

【文法篇】 介詞 (その1)

介詞は、目的語とセットでフレーズをつくって「場所」、「時間」、「原因」、「対象」などを表します。英語の前置詞と似たような働きを持っています。 中国語の基本構文は、英語と同じ、 「主語 + 動詞 + 目的語」 “我去学校。” ですが、介詞を使うことで、…

【文法篇】 必要、義務、勧告を表す表現

中国語で、必要、義務、勧告を表す動詞は、主に“应该”、“得”、“要”などを使います。これらの動詞は後ろに他の動詞を伴い、助動詞的な働きをします。 ①“应该” 「(当然)~すべきだ」「~であるべきだ」 自己的事情应该自己做,不要总是靠别人。 (自分のこと…

【文法篇】 願望や希望を表す表現

中国語で、願望や希望を表す動詞は、主に“想”、“要”、“愿意”を使います。これらの動詞は後ろに他の動詞を伴い、助動詞的な働きをします。 ①“想” 「~しようと思う」「~しようと考える」 我想学太极拳。 (私は太極拳を学ぼうと思います) 否定形は“不想”と…

【文法篇】 「可能」表現の派生 - 「禁止」表現

禁止の表現は、一般的には“不可以”または“不能”を使います。 その他、“不许”という言い方もありますが、こちらはかなり強い語気をともないます。 你不许撒谎!也不许骗别人! (あなたはうそをついてはいけません、人を騙してもいけません) 你不许一个人去…

【文法篇】 「可能」表現③ -“可以”の用法

中国語で「可能・不可能」を表す場合、一般的には“能”、“会”、“可以”を使います。この3つの単語はいずれも助動詞で可能の意味を表しますが、用法が微妙に異なります。 “可以”の用法 “可以”は使い方が2通りあり、一つは「可能・不可能」を表す用法で、“能”と…

【文法篇】 「可能・不可能」表現② - “会”の用法

中国語で「可能・不可能」を表す場合、一般的には“能”、“会”、“可以”を使います。この3つの単語はいずれも助動詞で可能の意味を表しますが、用法が微妙に異なります。 “会”の用法 “会”は、「(練習や習得の結果)~できる」という意味を表します。例えば、語…

【文法篇】 「可能・不可能」表現① - “能”の用法

中国語で「可能・不可能」を表す場合、一般的には“能”、“会”、“可以”を使います。この3つの単語はいずれも助動詞で可能の意味を表しますが、用法が微妙に異なります。 “能”の使い方 “能”は一般に、「(能力や条件が備わっているので)~することが出来る、~…

【文法篇】 連動文

「連動文」とは、主語の後に複数の動詞(または句)を置いて述語をつくる文を指します。 連動文には、下記の基本形があります。 ①主語 + 動詞1(+目的語) +動詞2(+目的語) 「~して~する」 「~しに~する」 動詞2は動詞1の「目的」を表します。 昨…

【文法篇】 離合詞

二音節(二文字)から成る動詞の中で、その動詞が「動詞+目的語」という構成をとるものが有ります。これを「離合詞」と呼びます。この場合、前音節は動詞で、後音節は名詞となります。 いくつか例を見てみましょう。 帮忙bāng//máng (手伝う) 吃饭chī//fan…

【文法篇】 “在”の用法

“在”は一般に「所在」を表す動詞です。人やモノが「~にいる・ある」という意味を表します。これを「存在文」と呼びます。 主語には人やモノを表す名詞、述語(目的語)には場所を表す名詞(代名詞)を取ります。 日本語では、人は「いる」、モノは「ある」と…

【文法篇】 “有”の用法

有”は頻繁に使われる動詞ですが、基本的に下記の2つの用法が有ります。 1.「所有」を表わす 「持っている」という「所有」の意味を表わします。この場合、主語には「人」を表わす名詞や人称名詞を用います。 基本の文型は、下記のようになります。 〔肯定…