「連動文」とは、主語の後に複数の動詞(または句)を置いて述語をつくる文を指します。
連動文には、下記の基本形があります。
①主語 + 動詞1(+目的語) +動詞2(+目的語)
「~して~する」 「~しに~する」
動詞2は動詞1の「目的」を表します。
昨天我去百货大楼买了一双鞋子。
(私は昨日デパートへ行って靴を一足買いました)
已经晚上7点了,我们赶快回家吃晚饭吧。
(もう夜の7時だ、はやく家に帰って晩ご飯を食べよう)
②主語 + A動詞(句) + B動詞(句)
「~することによって~する」
A動詞(句)はB動詞(句)の「手段」や「方法」を表します。
他骑自行车去学校。
(彼は自転車に乗って通学します。)
我用自己的钱买了电游戏。
(ぼくは自分のお金でゲーム機を買いました)
また、否定形は、①、②ともに最初の動詞の前に置かれます。
我不去看电影。
(私は映画を見に行きません)
他不坐公共汽车上班。
(かれはバスで通勤しません)
《学習のポイント》
最初の動詞に“有”を用いる場合は、目的語にはしばしば“权利”、“时间”、“办法”、“条件”、“责任”など抽象名詞をとり、「~すべきである(ない)」という意味が含まれることがあります。
我们有权利提出自己的意见。
(我々には自分の意見を述べる権利がある)
我没有时间看电视。
(わたしはテレビを見る時間が有りません)
我有办法解决这个问题。
(私にはこの問題を解決する方法が有ります)
動詞を修飾する語(“状语”)は、最初の動詞(句)の前に置かれます。2番目の動詞(句)には置けません。
他一直想来日本留学。
(彼はずっと日本に留学しに来たかったのです)
昨天她来这里找过你。
(彼女は昨日あなたを訪ねてここへ来ました)