中国語で、必要、義務、勧告を表す動詞は、主に“应该”、“得”、“要”などを使います。これらの動詞は後ろに他の動詞を伴い、助動詞的な働きをします。
①“应该” 「(当然)~すべきだ」「~であるべきだ」
自己的事情应该自己做,不要总是靠别人。
(自分のことは自分ですべきだ。いつも他人に頼ってはいけない)
“应该”はまた「~のはずだ」という予測を表します。
前两天我已经寄货了,明天应该到。
(2日前にもう荷物を送ったので、明日着くはずだ)
②“得”děi 「(義務的に)~しなければならない」「~する必要がある」
如果要提高口语水平,你得多听多说。
(口語のレベルを上げたかったら、君はたくさん聞きたくさん話すことだ)
“得”は口語で多用されます。
③“要” 「希望する」「~したいと願う」「~する気がある」
我愿意加入你们的足球队。
(ぼくは君たちのサッカーチームに入ろうと思う)
否定形は“不愿意”とします。
谁也不愿意自己找麻烦。
(誰も自分から面倒を起こそうとは思わない)
上記の3つの表現を願望の度合いから比べると、“想”<“愿意”<“要”となり、“要”は、はっきりした「~したい」という強い願望を表します。
この他に、願望や希望を表す言い方に、“打算”が有ります。これは、願望と言うよりも「~するつもりである」という計画を表す言い方です。
明天我打算去参观故宫。
(明日紫禁城を見学に行くつもりです)