吹牛chuīniú
〔意味〕ほらを吹く、大きなことを言う、大風呂敷を広げる
“吹牛”はまた“吹牛皮”とも言います。その語源をたどると、こういう説があります。
そのむかし、黄河上流の地域では、黄河を渡るのに羊や牛などの皮で作った筏を使っていました。筏を作る時に縫い合わせた皮に息を吹き込んで膨らませますが、牛の皮は大きいため一人で膨らませるのは大変でした。何人かで交代に息を吹き込んで、ようやく完成します。そこで、一人で牛の皮を膨らませることができると言う人を“吹牛皮”(ほら吹き)と呼ぶようになったそうです。もっとも、これは俗説に過ぎません。
<使用例>
他总是爱吹牛,但一件事业每干成。
(彼はいつも大きなことを言うが、何一つやれたためしがない)
小李爱吹牛,谁都不太相信他说的话。
(李君はほら吹きだから、誰も彼の言うことを信じたりしない)
「ほらを吹く」は“放大跑”とも言います。こちらは、“吹牛”よりももっと大げさなことを言うというニュアンスが有ります。