アベノ中国語道場

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【文法篇】 「経験」を表す表現

過去の「経験」について述べるときは、動詞の後にアスペクト助詞の“过”を置きます。

この場合、“过”の発音は軽声となり声調は付きません。

 

では、下記に基本的な構文を見ていきましょう。

 

〔肯定文〕「~したことがあります」

 

主語 + 動詞 + 过 + 目的語(名詞)

 

我去过乌鲁木齐。

(私はウルムチに行ったことがあります)

我学过西班牙语。

(私はスペイン語を習ったことがあります)

 

肯定文では、よく副詞の“曾经céngjīng”(かつて、以前)を取り、動詞の前に置かれます。

 

我姐姐曾经在大阪住工作过两年。

(私の姉は以前大阪で2年働いたことがあります)

 

「経験」を表す“过”の後は“了”を取りません。

また、経験した回数を付け加えるときには、

 

主語 + 動詞 + 过 + 回数 + 目的語

 

となります。しかし、目的語が人を表す名詞または人称代名詞の場合は、回数を表す語は目的語の後に置きます。

 

我在日本看过一次棒球比赛。

(私は日本で一度野球の試合を見たことがあります)

我在北京的展会见过他一次。

(私は北京の展示会で一度彼に会ったことがあります)

 

〔疑問文〕「~したことがありますか?」

 

疑問文の場合は、文末に“吗”または“没有”を置きます。

 

主語 + 動詞 + 过 + 目的語(名詞) + 吗/没有?

 

你来过我们学校吗?

(あなたは私たちの学校に来たことがありますか?)

你们住过和平饭店没有?

(あなたたちはピースホテルに宿泊したことがありますか?)

 

疑問文に対する返答は、下記のようになります。

 

你学过日语吗?

(あなたは日本語を学んだことがありますか?)

——学过。 /  没学过。

(はい、あります。 / いいえ、ありません)

 

〔否定形〕「~したことがありません」

 

主語 + 没(有) + 動詞 + 过 + 目的語

 

我没看过那部电影。

(わたしはあの映画を見に行かなかった)

 

否定文の場合は、しばしば副詞の“还hái”(まだ)“从来cónglái”(これまで、かつて)を取ります。

 

我还没踢过足球。

(わたしはまだサッカーをしたことがありません)

他从来没滑过雪。

(彼はこれまでスキーをしたことがありません)

 

              《学習のポイント》

 

“过”は、「経験」を表す以外にも、動詞の後に置かれて、その動作が確実に「終わった」「すんだ」という意味を表す用法が有ります。

この場合は、文末に“了”を取るのが一般的です。

 

你吃过饭了吗?

(ごはんは食べましたか?)

——我吃过了。 / 还没吃呢

(食べました / いいえ、まだ食べてません)。

 

この“了”は「もう~してしまった」という語感を表しているので、“过”を使う場合は、“了”取るほうが自然な表現になります。