瞎猫碰上死耗子xiāmāo pèngshàng sǐ hàozi
〔意味〕(目の見えない猫が死んだ鼠にぶつかる)、まぐれ当たり、棚からぼたもち
“耗子”とはネズミのことですが、これは北方の方言です。標準語では“老鼠”と言います。慣用句の場合、この“耗子”という言い方がよく使われるようです。
この慣用句は、意味から考えても理解しやすいのではないでしょうか。中国語の慣用句には、このように、割と直接的な表現を取るものが有ります。例えば、以前紹介した“太阳从西边出来”や“不见兔子不撒鹰”などです。
<使用例>
A:昨天晚上我在报纸上看到你发表的文章,写得不错嘛。
(ゆうべ新聞で君の文章が出ているの見たよ、よく書けてるね)
B:哪里,其实我奴怎么会写东西,这次能登出来完全是瞎猫碰上死耗子了。
(いやいや、実際僕は文章が上手くはない、今回掲載されたのは全くのまぐれだよ)
※“碰上”のところは、“碰着”とも言います。